緑山会グループ 勤務医の声

専門分野と現在までの経緯を教えてください。

日本外科学会の専門医資格があり、また、産業医大卒ですので、産業医の資格を持っています。大学を卒業してから6年間は、福岡県内で外科臨床に従事していましたが、結婚を機に山口県へ転居し、その後8年間は大手企業の専属産業医をしていました。その後退職してから、こちらの病院に非常勤というかたちで、週3日勤務しています。現在の業務内容は、上部消化管内視鏡と健診業務全般です。

今の仕事にどんなやりがいを感じていますか。

今は患者様を直接診察していないので、治療後の経過や様子を実感することはできないのですが、健診というものは、基本的に健康な方々が受けに来られます。その中でも、年に数例は、病気が見つかる方がいらっしゃいます。そういう意味では、早期発見・早期治療につながっていると感じますので、仕事のやりがいになっていると思います。

病院内での連携は取れていますか?

主に健診センターで仕事をしていますが、困ったときには気軽に相談できるスタッフや、信頼できる先輩が身近にいますし、全般的に働きやすい環境だと思います。健診項目は、内科寄りの業務が多く、自分の専門分野以外のデータ評価や画像所見の判定が必要となります。内科の病院長をはじめ、各専門分野の先生方にも気軽に相談することができます。大規模な総合病院にはない、横のつながりが構築できていると感じています。

女医としての子育て支援はありましたか?

山口県医師会に女性医師サポーター制度があるので、登録させていただいています。この制度では、子供の一時的な保育や習い事などへの送迎など幅広いサポートを受けることができます。私の場合、第2子の産後3か月半からこの病院に復職したのですが、まだ子供も小さく授乳も必要であったため、このサポーター制度でご紹介頂いた保育士さんに院内に直接来ていただき、病院から提供していただいた一室を使用させてもらい、働きながらの育児をさせてもらいました。医師会および病院から力強いサポートをしていただき、安心して職場復帰できたという経緯があります。

女医としてワークライフバランスはとられていますか?

第1子が小学生ですので、夕方下校するまでには仕事を終えたいという希望があり、午後3時までの非常勤業務をしています。ここの病院には快く許可してもらいましたし、スタッフの協力のもと、仕事を片付けて帰宅できていますので、非常勤という働き方には、大変満足しております。家庭でも子供と関わる時間もありますし、主人も出張等が多い中、子育てや家事などにも協力してくれており、自分自身は、ワークライフバランスは整っていると思います。

家族でのプライベートの楽しみは確保できていますか?

特に趣味はないのですが、長期の休みが取れ、主人との休みのタイミングが合えば、国内外問わず家族旅行にいくようにしています。

  • 医療法人緑山会 下松中央病院 副病院長 内科医師 田口雅史
  • 医療法人緑山会 下松中央病院 整形外科医師 土屋 卓人
  • 医療法人緑山会 下松中央病院 検診室 医師 長岡 紀子

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