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理事長ご挨拶

当グループは、1980年周南高原病院の前身である周南高原リハビリ病院が須々万に開院し、以来40年間周南2次医療圏の医療と福祉に貢献すべく努力してまいりました。

1988には鹿野博愛病院を開院し、1990年須々万に特別養護老人ホーム友愛園を開設、1999年にケアハウス周南温泉、2006年に軽費老人ホーム悠久の里を開設。2012年には活動エリアを下松市まで拡げ下松中央病院を継承開院、2015年には下松中央医療介護支援センターを開設しました。地域の皆様の支持をいただきながら、順次施設を整えてきました。

不況や医療費削減など、順風ばかりではありませんでしたが、良質で心のこもった医療と介護を提供し、地域の医療と福祉に貢献することを第一に、地域に信頼され必要とされる施設を目指してまいりました。

医療・福祉を取り巻く状況はめまぐるしく変化しており、医療と介護に携わる事業者はその対応に追われているのが現状です。少子高齢化はますます進み、地域医療は疲弊し、抜本的な改革が喫緊の課題ですが、医療と介護の再構築は緒に就いたばかりです。

混沌とした厳しい状況下ではありますが、当グループは、地域社会の医療・福祉のセーフティーネットの確立を目指して、日々試行を重ねています。なかでも、高齢化にともなう回復期・慢性期医療の充実には、医療と介護が一体となった取り組みが必要であり、利用者の皆様が適切なサービスを受けられますよう、病院、施設、在宅の情報共有とネットワーク化に取り組んでいます。地域の医療・福祉の向上のため、施設・組織・サービスの充実に取り組むのみならず、地域に開かれた存在となるべく様々な機会を通じて努力を重ねています。また、中山間地域の医療過疎に対しては、関連機関との連携を深め支援しています。いつまでも安心してご利用いただけるよう、無駄の無い効率的な事業運営を行い、健全な経営に努めています。

地域の人々の健やかな生活が地域社会の活力となります。すばらしい自然に恵まれたこの地で、地域の皆様がよりよい時間を過ごせるようお手伝いしていきたいと考えております。職員一同なおいっそう研鑽に励み、努力精進する所存ですので、皆様方のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

医療法人・社会福祉法人緑山会　理事長　齋藤 淳

プロフィール

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